ちえラジChat、火曜日が始まりました。
今回は、プログラミングについて。 「山は険しく、学びは少なく」というテーマでお話ししようと思います。
最近、AIでプログラミングができるようになったことで、SNSでもいろいろな意見を見かけるようになりましたね。 不思議なことに、プログラミングができる人ほど、どこか悲観的に捉えている方が多いような気がしています。
クラフトマンシップのゆくえ
ある著名な方のブログでも、AIが開発者のコードを学習し、模倣していくことへの「避けられない悲しみ」が綴られていました。 好きでやっているプログラミング、いわゆる「クラフトマンシップ」が失われていくことへの哀悼の意、というところでしょうか。
自分自身は、本職として現場でバリバリとツールを作っているわけではないので、実際の開発現場がどうなのかは分からない部分もあります。 ただ、今のAIができることって、まだ補助的な役割だったり、日用大工的な小さなプログラムを作ったりすることなのかな、とも思うんです。
その先にある「面白さ」は、まだ人間の手の中に残っているはずなのですが・・・。
練習の場が奪われてしまった?
ただ、一つ強く感じるのは「初心者が安全に、楽しく練習できる場所」がなくなってしまったのではないか、ということです。
例えば、電卓やブロック崩し、オセロといった「習作」。 これまでは「これが作りたい!」という情熱を持って取り組むことで、実力をつけていくことができました。
でも今は、AIに頼めば一瞬で答えが出てしまいます。 答えがある中で作業的に作るというのは、どうしても面白みに欠けてしまいますよね。 成長のステップが、以前よりもずっと描きづらくなっている気がします。
中級者への階段をどう作るか
初心者向けの環境はあっても、その次がいきなり上級者向けになってしまう。 この大きな段差で、くじけてしまう人が増えてしまうのではないか・・・。 そんな危機感を覚えています。
将来のプログラミング業界のことを考えると、もっと「中級者」が育つための環境を整えていかなければならないのかもしれません。
そんなことを考えた、火曜日の朝でした。
エピソードの詳細は、こちらから聴くことができます。
関連リンク: * Xユーザーのiwashi / Yoshimasa Iwaseさん * 今のプログラミングってどこから入門すればいいの?(高齢者版) - LISTEN
明日はSIDE BEACH CITY.のウェブ配信についてお話しする予定です。 それでは、また。