ちえラジChat、木曜日が始まりました。 今回はフリートークということで、「それって上から目線じゃないですか?」という言葉についてお話ししようと思います。
これは昔、自分が会社員として働いていた頃に、先輩から言われた言葉なのですが……。 今でもちょくちょく思い出す、自分の中では大切な教訓のようなものになっています。
会社員時代のメールチェック体制
昔、普通のサラリーマンとして仕事をしていた頃、自分は協力会社さんへの報告書を書く業務を担当していました。 報告書といっても、基本的にはメールでのやり取りです。
その職場では、言葉の敬意表現——丁寧語や謙譲語、尊敬語といったものに非常に厳しい環境にありました。 今振り返ると少し手間のかかるやり方でしたが、メールを送る際は必ずチーム内全員が閲覧するメーリングリストに一度流し、メンバーによる文面チェックが入る仕組みになっていたんです。
さらにそのチェックが終わった後も、チームリーダーの最終確認を経てから、ようやくお客さんに送信するという流れでした。
文章表現を鍛える「ガードレール」
新人の頃は、この何段階ものチェックがあるおかげで、表現の修正や文章のまとめ方について多くの指摘をいただきました。 当時は大変でしたが、結果として文章表現を鍛える大きなきっかけになったなと感じています。
右も左もわからない新人の時期に、こうした「ガードレール」のような存在があったことは、むしろ気が楽だったのかもしれません。 ITに近い職場でありながら、非常に「文系的」な側面もある、そんな環境でしたね。
「上から目線」になっていないか
そのチェックの中で、先輩からよく指摘されたのが「それって上から目線じゃないですか?」という言葉でした。
自分ではそのつもりがなくても、表現一つで相手に攻撃的な印象を与えてしまったり、上からものを言っているように見えてしまったりすることがある。 そのことを指摘されて以来、自分が言葉を発する時には「意図せず上から目線になっていないか」を常に気にするようになりました。
今でもその名残は自分の中に根底としてあって、姿勢として持ち続けているつもりです。 それでも、なかなか上手くいかないこともあるのですが……。
SNSやポッドキャストでの意識
特にSNSのように、短い時間で思考して文章を送り合う環境では、ふとした表現で相手をムッとさせてしまうリスクが高いなと思います。
自分も「まちのえんがわキャスト」などでゲストさんとお話しした後、編集作業をしながら「あ、今の表現はまずかったかな」と反省することがしょっちゅうあります。 そんな時、自分の中の先輩が「それって上から目線じゃないですか?」と声をかけてくるような感覚になるわけです。
特に関係性がまだ深くない相手とやり取りする時こそ、一瞬立ち止まって考えることが大事なのかな、なんて思ったりします。
明日の金曜日は、週替わりテーマの「ゲーム」についてお話しできればと思います。
今回のエピソードはこちらから聴くことができます: listen.style
ではでは。