ちえラジChat、今回は「教育系ポッドキャストの日」という企画に合わせてお話ししようと思います。
テーマは「知らないということを知る」ということ。 生涯学習というカテゴリーの中で、最近自分が地域に関わっていて感じていることを綴ってみます。
地域の活動と子どもたちの現場
自分は現在、中学生向けのプログラミング講座で講師をしたり、地域のフリースペースで子どもたちと関わったりしています。
毎週木曜日に開いている「街のお茶の間子どものフリースペース」のような場では、10人前後のお子さんが集まって、Switchやボードゲームで自由に遊んでいきます。 自分自身に子どもはいませんが、地域の中で次世代のためにできることがあれば、いろいろとやっていきたいなと考えています。
最近は小中学生だけでなく、高校生や大学生、そして親御さん世代まで、本当に幅広い年齢層の方とお話しする機会が増えました。 横浜アクションアワードのような場で、ボランティアに励む大学生の熱量に触れることもあります。
世代間で生まれる「ITスキルの逆転現象」
そんな中で関わっていて思うのは、ここ最近の小中学生を取り巻く環境の変化の凄まじさです。
ギガスクール構想の影響もあり、iPadやChromebook、さらにはAIまでも当たり前に使いこなす子がいます。 一方で、今の大学生や新卒世代の方々と話すと、意外なほどパソコン周りの知識が薄いことに驚かされることもあったりします。
ちょうどギガスクールの恩恵を受けなかった世代なのかもしれませんが、30代・40代の大人よりもITに触れる機会が少なかった、という可能性すら感じています。 以前取材した学生団体発のコミュニティに「パソコンが使えるとそんなことができるんですね!」と驚かれたのは、むしろこちらがびっくりしてしまうようなことでした。
大人の学びと「1段目の階段」
大人になってからの学びには、学生のような「単位」や「入試」といった強制力がありません。 自分の専門分野以外は勉強しなくても致命的には困らない、という状況がほとんどなのかなと思います。
その結果、義務教育で習ったはずの知識を忘れてしまったり、新しいテクノロジーをスルーしてしまったり・・・。 今の世の中、UdemyやAIなど学ぼうと思えばいくらでも手段はありますが、それはすでに「やる気に火がついている人」向けのものばかりな気がしています。
学びの階段でいうところの「2段目」以降は充実しているけれど、その前の「1段目」にあたる環境が足りていないのではないでしょうか。
「火をつける」ための発信を
「これを勉強したらもっと楽しいかも」と気づくための装置が、今のインターネットやリアルな生活の中にもっと必要なんじゃないかな、と強く感じています。
「知らないということを知る」きっかけを作り、まだ火がついていない人の心に火を灯すような、そんなコンテンツを発信していくことが重要なのかなと思っています。
今回の企画の詳細は、笠原さんのnoteや企画案もぜひご覧ください。
ちえラジChatでは、平日毎日こうした形で情報を発信しています。 LISTENのページから、他のエピソードもぜひチェックしてみてくださいね。
それでは、また。