高見知英の声日記ブログ

ちえラジChat・高見知英のゲームの話しかしないポッドキャストなどの高見知英のポッドキャストのテキスト版です

スタッフロールの先に感じる「平和」のかたち

ちえラジChat、金曜日の更新です。 今週の週替わりテーマは「ゲーム」ということで、少し真面目な、でも自分にとっては大切な「スタッフロールから見る平和」というお話をしようと思います。

先日、地域のコミュニティスペース「山手縁乃庭」で、スタッフの方々とゲームについてお話しする機会がありました。 最近は、高齢者の方々がゲームを楽しめる場作りについても話題に上がることが増えていて、いろいろな視点での対話が生まれています。

スタッフロールに並ぶ、世界中の名前

そんな中で自分がお話ししたのが、「スタッフロールから平和を感じる」というお話です。

今の大きなゲームタイトル、いわゆるAAA作品になると、開発には本当に多くの国の人たちが関わっています。 スタッフロールを眺めていると、英語圏の方はもちろん、中国語圏の方、そして様々な言語の翻訳スタッフの名前がずらりと並びます。

その中には、今まさに大変な状況にある国の方々がクレジットされていることもあります。 でも、その名前がそこにあるということは、少なくともそのゲームを作っていた時は、その国は平和だったんだな・・・と感じるわけです。

開発ができるということの幸せ

戦争状態になってしまうと、おそらくゲーム開発に参加し続けることは難しくなります。 攻められている側はもちろん、攻める側であっても、経済活動や開発体制を維持するのは困難でしょう。

以前、何かの動画で専門家の方が「これだけの人が関わっていること自体がすごい」と話しているのを見て、改めて思いました。 多様な国の人たちが一つの作品を作り上げている状態、それこそが平和の象徴なのかな、というところです。

自分が「どんな時に平和を感じますか?」と聞かれたら、「ゲームをしている時」と答えるようにしています。 ゲームの中の過酷な状況と現実の穏やかさを比較するという意味もありますが、この「スタッフロールの繋がり」を感じられることも、大きな理由の一つです。

「悪いこと」よりも「損すること」

戦争について考えるとき、自分は「悪いこと」と言うよりも「損すること」だと言いたいなと思っています。

「悪い」と言ってしまうと、立場によってはそれが「正義」にすり替わってしまう隙が生まれるかもしれません。 でも、経済的に失うものがあり、楽しいことができなくなり、ゲームすら作れなくなる。 国全体として見れば、大抵の場合は「損」をしているはずなんです。

そういった視点で、平和の大切さを考えていきたいな・・・というお話でした。

以前もどこかでお話ししたかもしれませんが、改めて今、伝えておきたいなと感じた内容です。

音声版はこちらから聴くことができます。 https://listen.style/p/takamichie/sqnbthtxlisten.style

それでは、今週もお疲れ様でした。 月曜日には、また一週間の予定などをお話しできればと思います。 ではでは。