ちえラジChat、木曜日が始まりました。 今回はフリートークということで、最近ふと感じた「学びと実践の順番」についてお話ししてみたいと思います。
「勉強しないと」という言葉
地域で活動していると、よく耳にする言葉があります。 「勉強しないと、こんなことできないですよね」「まずは勉強してから」といったお話です。
老若男女問わず聞く言葉ではありますが、どちらかというとご高齢の方に多い印象でしょうか。 でも、最近は若い方からも時々耳にすることがあります。
ただ、この「しっかり学んでから使う」というスタンス、そろそろ限界が来ているのではないかな・・・と感じているんです。
変化の速さに追いつくために
なぜそう思うのかというと、やはり世の中の進化が早すぎるから、というところに尽きます。
パソコンの仕組みも、スマートフォンのトレンドも、常に変わり続けています。 セキュリティの要件が変われば、昨日までできていたことが今日からは別の手順になる、なんてことも珍しくありません。
せっかく一生懸命勉強して、ようやく覚えた!と思った頃には仕様が変わってしまい、また覚え直し・・・。 そんなことを繰り返していると、いつまで経っても「使う」段階に辿り着けないのではないかな、と思うわけです。
写真やマニュアルの難しさ
自分も本を書くことがあるので、説明のためにスクリーンショット(写真)を使うことがあります。 出版社さんからも「分かりやすく写真を入れてほしい」と言われるのですが、実は個人的にはあまり頼りたくないな、という思いもあります。
というのも、アプリの画面構成なんて、バージョンアップ一つでガラッと変わってしまうからです。 せっかく本が出せても、その瞬間に画面が変わってしまえば、写真はむしろ「足枷」になってしまうことすらあります。
ネットで調べ物をしていても、古いバージョンの画面構成だと、目的のメニューを探すのが本当に大変ですよね。 そうした経験からも、特定の画面を覚えるのではなく、もっと別の力が必要なのかなと感じています。
ゲームが教えてくれる「臨機応変さ」
では、何が重要なのか。 それは、目の前にあるものを臨機応変に触りながら覚えていく、というスタンスなのかなと思います。
その訓練として、自分は「ゲーム」がすごくいいんじゃないかと思っているんです。 画面構成が変わったり、状況に合わせて動いたりすることは、ゲームの世界では当たり前のこと。
「地域に遊びを」という活動にも繋がりますが、多くの人がゲームを通じて「触りながら覚える」ことに慣れていけば、結果的にできることの幅が広がるはずです。
そうしてパッと使いこなせる人が増えれば、ツールもより洗練されて、結果的に「学んでから使いたい」という方々も助かるような、良い循環が生まれるのではないかな・・・なんて考えています。
音声版はこちらから聴くことができます。
今後物事を学んでから使うという姿勢はつづけられるのか - LISTEN
明日は金曜日、週替わりテーマのアニメについてお話しする予定です。 ではでは。