高見知英の声日記ブログ

ちえラジChat・高見知英のゲームの話しかしないポッドキャストなどの高見知英のポッドキャストのテキスト版です

AIは偏見の集合体 — 人間以上に人間の「偏見」を映し出す鏡

ちえラジChat金曜日、始まりました。 今回の週替わりテーマは「AIについて」ということで、日頃から感じている「AIの偏見」についてお話ししようと思います。

AIがつく「もっともらしい嘘」

AIを使っていると、どうしても避けて通れないのが「ハルシネーション(幻覚)」の問題です。 もっともらしい嘘をついたり、事実を混同してしまったり・・・。

特に、しっかりと整備されていない文章や、大量の音声データをそのまま読み込ませると、「かなりの割合でむちゃくちゃなことを言うな」、という印象があります。

最近だとNotebookLMやGeminiのように、音声を処理できるAIも増えてきました。 1時間程度の音声ならなんとかなるのですが、これが2時間、3時間を超えてくると、出力がぐちゃぐちゃになってくる感覚があります。

人間がつく嘘とは仕組みが違うので、あまり「嘘」とは呼びたくないのですが、真実ではないことが混ざってしまうのは事実ですね。

AIに潜む「偏見」というフィルター

そして、もう一つ気をつけたいのが「AIの偏見」です。 AIは世界中の膨大な情報を学習して、それらしい回答を導き出しますが、その学習元となるデータには、もともと多くの偏見が含まれています。

その結果、AIもその偏見を色濃く受け継いでしまうわけです。

例えば、性別を指定していないのに、特定の言葉が出てきた途端に「これは女性の話だ」と決めつけたり。 「一般的にはこうです」と、今の実情とは違う古い価値観を断言してきたり・・・。

こういうのを見ていると、人間以上に人間の悪いところが凝縮されて出ているな、と感じることもあります(今考えてみたら牡蠣の生物濃縮にも近いものを感じますね)。

AIと上手く付き合うために

結局のところ、AIが出してきた文章を人間がしっかりチェックすることが、何より重要なんだなと思います。

一見、偏見が入る余地がなさそうな「まとめ」の作業であっても、あっさりと変な思い込みが混ざることがあります。

個人的には、一度に長い文章を出力させるよりも、細かく短い単位で出力させて、それを繋ぎ合わせる方が使いやすいと感じています。 「2000文字のブログを書いて」と頼むより、「トピックを10個挙げて」とお願いするようなイメージですね。

AIは便利ですが、そこに偏見や思い込みが入り込んでいないか、常に慎重に見ていく必要がありそうです。


音声版はこちらから聴くことができます。

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明日の土曜日はお休みですが、ゲームの話しかしないポッドキャストは配信予定です。 また月曜日にお会いしましょう。ではでは。