高見知英の声日記ブログ

ちえラジChat・高見知英のゲームの話しかしないポッドキャストなどの高見知英のポッドキャストのテキスト版です

まちのえんがわキャスト#02 ケアeスポーツ協会 浜進平さん回を振り返って

ちえラジChat、水曜日が始まりました。 今回は「まちのえんがわキャスト」の第2回、一般社団法人ケアeスポーツ協会の浜進平さんにお越しいただいた回の振り返りをしてみたいと思います。

ケアeスポーツ協会の衝撃

いやー、本当にお話を聞いていてすごかったですね、ケアeスポーツ協会。 高齢者福祉施設で格闘ゲーム、それも「鉄拳8」をやるという試みを、結構長いこと続けていらっしゃる団体です。

自分もYouTubeで93歳対93歳の格闘ゲームの試合を見たのが最初だったのですが、「え、こんなことやるんだ!」と驚いて注目していたんです。 以前、岩手eスポーツ協会の方にお話を聞いた流れもあり、ぜひお話を聞いてみたいなと思ってお声がけしました。

感情の揺らぎとオンラインの刺激

最初はオンラインのオセロや将棋といったサービスから始まったそうですが、 ゲームを通じて利用者さんの感情が大きく揺れ動くというお話が印象的でした。

勝って心の底から喜んだり、負けて本気で悔しがったり・・・。 施設内だけのボードゲームだと、どうしても得意な人が勝ち続けてマンネリ化しがちだというところも、なるほどなと思いました。

オンラインを通じて外部の人と繋がることで得られる刺激は、やはりすごく強いものなんだなと感じます。 お年寄りになっても、こうした仕組みで外部との繋がりを持ち続けることは、すごく大事なことなのかなと思います。

「年上の人ができている」という重み

自分はシニアプログラミングネットワークなどの活動にもちょくちょく関わっていますが、 お年寄りが新しいことに挑戦している場は、すごく応援したくなるんです。

というのも、自分より年上の人ができていると、言い訳が効かないんですよね。 「今時の子はすごいわね」とは言えても、年上の人がやっていると「自分も頑張らなきゃな」とか「自分もここまでできるのかな」と思うきっかけになるのかな、なんて思っています。

興味を持ってもらうきっかけづくり

浜さんのお話の中で、まずは職員たちが楽しそうにゲームを遊んでいる様子を見せる、という工夫がありました。 自分も山手縁乃庭などで、お年寄りの方にゲームを楽しんでいる風景を見せて、 「ちょっとやってみようかな」と思ってもらえるような流れを作れたらいいなと思います。

そこから過去の体験談がポロッと出てきたり、新しい繋がりが生まれたり・・・。 そんな可能性を期待して、これからもこうした取り組みを応援していきたいというわけです。

今回の振り返り元となったエピソードはこちらから聴くことができます。

listen.style

また、ケアeスポーツ協会のYouTubeチャンネルや、元となったゲスト回もぜひチェックしてみてください。

ボードゲームのルールをちょっと変えて、オンラインで遊べるようにしてみました

ちえラジChat、火曜日の配信です。 今回はプログラミングのお話として、最近取り組んでいる「ボードゲームのルール改変版」についてお話ししました。

ボードゲームのオンライン環境を作っています

最近、ボードゲームをオンラインで遊べる環境を自分なりに作ってみています。 GitHub Pagesで公開しているのですが、既存のゲームをJavaScriptで動くようにしたものです。

今あるのは「リバーシ」と「ラッキーナンバー」というゲーム。 ラッキーナンバーはボードゲームアリーナなどで自分自身がよく遊んでいます。

子どもたちが遊びやすい工夫

ただそのまま移植するのではなく、少しだけルールをいじっています。

例えばリバーシ。 本来は2人対戦ですが、これをあえて4人まで遊べるようにしてみました。 定石が通用しなくなるので、これはこれで面白い変化なのかなと思います。

もう一つのラッキーナンバーは、最初の4枚の配置を固定にできるようにしました。 このゲーム、最初の引きという「運」の要素がかなり強いんですよね。 大人はその運を逆転させるのが楽しかったりしますが、子どもたちと一緒に遊ぶとなると、不公平感が出てしまうこともあって・・・。

山手縁乃庭の街のお茶の間子どものフリースペースで、暇をしている子たちと楽しく遊べるように。 そんな思いで、少しだけルールを調整してみたんです。

AIと一緒に作るプログラミング

実は今回のプログラム、ほとんどChatGPTにお願いして作ってもらいました。 自分はデザインの微調整をしたくらいで、コードの大部分はAIが生成したものをコピペして使っています。

驚いたのは、AIがボードゲームのルールを実によく知っているということ。 「このルールのここだけ変えて」と指示するだけで、それなりのものが出来上がります。

もちろん、デザイン性や細かい挙動など、プロの視点で見れば改善の余地はたくさんあるのでしょうが・・・。 「ちょっと試してみたい」「遊びやすくしたい」という取っ掛かりを作るには、十分すぎる性能なのかなと感じています。

これからの活用

まだ実際に縁乃庭でちゃんと使ったわけではないのですが、こうしたツールをきっかけに、みんなで遊ぶ機会を増やしていけたらいいなと思っています。

もし興味があれば、GitHubのリポジトリも覗いてみてくださいね。

github.com

今回の音声配信はこちらから聴くことができます。

listen.style

明日は水曜日、まちのえんがわキャストについてお話しする予定です。 ではでは。

5月第4週の予定と、最近「若い人」と話せていないなというお話

ちえラジChat、月曜日が始まりました。 今回は今週一週間の予定と、最近感じている「若い世代との接点」についてお話しします。

今週の予定について

今週の予定ですが、大きなイベントなどは特になく、いつもの活動が中心となります。

街のお茶の間 子どものフリースペース

  • 日時:5月21日(木) 15:00〜17:00頃
  • 場所:山手 縁乃庭

お子さん向けにSwitchやボードゲームなどもあり、自由に過ごせる場となっています。 ご興味のある方は、ぜひ遊びに来てくださいね。

縁乃庭|ご縁をつなぐ場 | 古民家再生し、地域の皆さまの居場所作り

その他、突発的に何かへ参加する場合は、X(旧Twitter)などで告知できればと思っています。

「今どきの若い人」と出会う機会

最近の近況として、いわゆる「若い人」と話す機会がめっきり減ってしまったな、と感じています。

先日のポッドキャストウィークエンドでも、いろいろな方とお話ししたのですが、振り返ってみると自分と同年代か、少し上の世代の方とばかり交流していたような気がします。

初めて知る番組の方だと、なかなか共通の話題を見つけるのが難しかったりして、結局「後で聞いてみますね」というところで止まってしまったり・・・。 なかなか経歴の浅い、若いコミュニティの方々と深く話すまでには至りませんでした。

世代の像を捉える難しさ

普段活動している「縁乃庭」でも、ご一緒するのは自分より年上の方や親世代の方が中心です。 その下の世代となると、今度は小学生などの子どもたちになるので、いわゆる「若者」という層とは少し距離があるんですよね。

自分はITコミュニティ、例えば「日本Androidの会」などにも関わっていて、若い人に向けて発信したいという思いはあるのですが・・・。 そのためには、まず「若い人とはどういう人たちなのか」という像を、自分の中ではっきり持っておく必要があるなと感じています。

IT系を専攻している学生さんと、地域活動などに関わる文系の方とでは、考えていることも全く違ったりしますし、正直どちらのこともまだよく分かっていないな、というのが本音です。

多様なコミュニティに触れる努力

世の中には無数のコミュニティが存在しています。 少しずつでもそうした場を知る努力をして、多様な価値観に触れていくことが大事なのかなと思います。

これからどう動くべきか、若い世代が集まるイベントなどを探しながら、積極的に参加していきたいなと思っている今日この頃です。

明日は火曜日、プログラミングについてのお話をお届けする予定です。 ではでは。


listen.style

高見知英のゲームの話しかしないポッドキャスト #71 最近のeスポーツ:地域や福祉の現場で広がるゲームの可能性

高見知英のゲームの話しかしないポッドキャスト、第71回は、最近のeスポーツについてのお話です。

普段の「ゲームの話しかしないポッドキャスト」とは少し趣向を変えて、地域や福祉の現場でどんなふうにゲームが関わっているのか、というお話をしました。

きっかけは、私が関わっている他の番組「まちのえんがわキャスト」や「SBCast.」で、岩手eスポーツ協会やケアeスポーツ協会の方にお話を伺ったことでした。

図書館とゲームの意外な関係

もともとは、図書館でゲームを扱う事例がないかな、と調べ始めたのがスタートでした。

最近はボードゲームを置く図書館も増えていますが、デジタルゲームをきっかけに本を紹介する取り組みもあるようです。

例えば、『天穂のサクナヒメ』から農業の本へ繋げたり、『Ghost of Tsushima』から歴史の本へ繋げたり。 そんなふうに、ゲームが学びの入り口になっているという話を聞いて、面白いなと感じました。

横浜市の山内図書館では、高齢者の方々が『太鼓の達人』に夢中になり、自主的なコミュニティまでできているそうです。 「場所だけ貸してくれれば、自分たちでソフトを買うから!」という熱量、すごいですよね。

地域に根付くeスポーツの輪

福島県の泉崎村でも、村役場や図書館が協力してeスポーツイベントを開催していました。

「ゲームは子供の遊び」という枠を超えて、地域の活性化や多世代交流のツールとして、少しずつ浸透しているのかなと思います。

自分は横浜のコミュニティに関わることが多いですが、そこではまだ「ゲームは子供の注目を奪う敵」のように思われている側面もあって・・・。 でも、実際には前向きに捉えている人たちも確実に増えているんだな、と実感しました。

介護の現場で「鉄拳8」!?

特に驚いたのが、一般社団法人ケアeスポーツ協会の取り組みです。 高齢者施設で、なんと格闘ゲームの『鉄拳8』をプレイしているというお話でした。

「高齢者が格闘ゲーム?」と最初はびっくりしましたが、実際に盛り上がっている様子を伺うと、ゲームの持つパワーを改めて感じます。

30代や40代が「ゲームなんて・・・」と言っていられない時代が、もうすぐそこまで来ているのかもしれませんね。

詳しいお話はLISTENで

今回は、どうしても今お伝えしたくて、少し真面目なトーンのお話も混ぜてみました。

ゲームが思った以上に広い場所へ広がっていること、リスナーの皆さんにもお届けできれば嬉しいです。

エピソードの全編は、こちらから聴くことができます。

listen.style

岩手eスポーツ協会やケアeスポーツ協会の取り組みについては、以下のリンクからも詳しく聴くことができますよ。

普代村から戻ってきて一月半。二拠点生活の思い出と、これからの関わり

ちえラジChat、今回は週替わりテーマの「地域について」、そして「地域系ポッドキャストの日」ということでお話しします。

岩手県普代村から横浜に戻ってきて、早いものでもう一月半が経ちました。 当時の生活を振り返りながら、今感じていることを少し整理してみようかなと思います。

普代村での二拠点生活

去年の8月ごろから、月の半分くらいを岩手県普代村で過ごしていました。 いわゆる二拠点生活というもので、横浜の実家と普代村の借家を行き来する日々でした。

普代村は三陸海岸沿いにあって、久慈市から三陸鉄道で5駅ほどの場所にあります。 駅前に商店街や役場などの施設がギュッと詰まっている、面白い場所なんですよね。

車がなくても過ごせる環境

自分は車の免許を持っていないのですが、普代村では意外と不便を感じませんでした。 もちろん、少し離れた場所へ行くにはバスや周りの方の助けが必要ですが、基本的には徒歩圏内で生活が完結します。

電車は1〜2時間に1本というペースなので、街をまたぐ移動には少し注意が必要ですが・・・。 それでも、車がなくても生活が成り立つというのは、あの地域では数少ない特徴なのかなと思います。

職住近接という魅力

向こうで生活していて特に魅力的だと感じたのが、職場と住まいがとても近いこと。いわゆる「職住近接」ですね。

仕事の合間に一度家に帰ってご飯を食べる、なんていう距離感は、横浜ではなかなか味わえないものです。 このコンパクトな距離感は、もっと何かに活かせるポテンシャルがあるんじゃないかな、なんて思ったりしています。

横浜と岩手、それぞれの距離感

横浜にいると、イベントといえば東京で開催されることが多いですよね。 楽しいのですが、帰りが遅くなって終バスを気にするようなことも多々あり・・・。

一方で岩手では、オンラインを上手く活用したコミュニティが育っている印象があります。 例えば「いわてSDGsカフェ」のように、離れていてもZoomで対等に参加できる空気感があるのは、岩手ならではの良さなのかもしれません。

これからの関わり方

向こうを離れるとき、現地の方々に「また戻ってきます」とお伝えしました。 その言葉が嘘にならないよう、これからも何らかの形で普代村や岩手に関わり続けていきたいな、と考えているところです。

一月半が過ぎ、そろそろ具体的にどう関わっていくかを動いていかなければいけませんね。

今回のエピソードはこちらから聴くことができます。

listen.style


関連リンク

スマートフォンは狭い窓 — インターネットの広い世界をパソコンで見るということ

ちえラジChat、木曜日が始まりました。 今回はフリートークとして、「スマートフォンは狭い窓」というお話をしようと思います。

自分はこの話を時々しているのですが、あらためて大事な視点かなと感じています。

パソコンという大きな窓、スマホという小さな窓

インターネットという街を見るための、大きな窓がパソコンのモニターだとしたら。 スマートフォンは、その中の一部をくり抜いて覗き見るような、とても小さな窓だと思うんです。

パソコンの大きな画面であれば、インターネットの世界を俯瞰して、広い視野で見ることができます。 それに対して、スマートフォンはその「狭い窓」から目を凝らして、一生懸命にあちこちを覗き回らなければなりません。

子どもたちとデジタルの距離感

自分は以前、「ものづくり寺子屋」という、中高生が中心になってプログラミングなどを学ぶコミュニティに関わっていました。 そこに参加していた子たちは、ガラケーや、現代ではスマートフォンとも良い距離感で付き合えていたように思います。

なぜ彼らがスマートフォンにのめり込みすぎないのか。 それは、パソコンで「作る側」を経験したり、大きな画面で世界を見たりしていたからではないか、と考えています。

全体像をすでに知っているから、スマートフォンでは必要なところだけを見ればよく、のめり込むこともない。 そんな感覚があるのかな、というところです。

「狭い窓」だからこそ起きてしまうこと

逆に、スマートフォンしか知らないと、その狭い窓の中だけで全てを完結させようとしてしまいます。 あちこちを必死に覗き見る必要があるから、結果的に依存しているように見えてしまったり、見えにくいものに惑わされてトラブルになってしまったり・・・。

先日、Podcast Weekendで子どもとデジタルメディアに関する活動をされている方とお話しした際も、やはり「まずはパソコンを触ることが重要だよね」という話題になりました。

家庭におけるパソコンの存在

最近は「家ではスマホしか使わない」というご家庭も多いかもしれません。 でも、大人がパソコンで広い世界を見た経験があっても、子どもがスマホしか持っていなければ、どうしても狭い世界で物事を見てしまうことになると思うんです。

家にパソコンがあって、親御さんもお子さんも自由に使える環境があること。 「パソコンファースト」でインターネットに触れることが、より広く世界を知るための鍵になるのではないでしょうか。

そんなふうに自分は思ったりしています。


今回のエピソードはこちらから聴くことができます。

listen.style

明日は金曜日、週替わりテーマ「地域」の日です。 地域系ポッドキャストの配信枠はまだ空きがありますので、もし「自分も地域について話したい」という方がいらっしゃいましたら、ぜひ登録していただけますと幸いです。

ではでは。

まちのえんがわキャストの広報に向けて:ポッドキャストウィークエンドを経て感じたこと

先日開催されたポッドキャストウィークエンド。 そこでのやり取りを通じて、改めて「まちのえんがわキャスト」の告知や広報をどう進めていくべきか、自分なりに考えてみました。

会場では、地域に根ざした活動をされている方の出展もかなり多かったのが印象的です。 宿を運営されている方や、地域の取り組みを紹介する番組など・・・。 自分たちの活動と方向性が近いな、と感じる場面も多々ありました。

競合ではなく、協力関係へ

ジャンルは違えど、近い道を通っている。 そんな方々とは、決して生存競争をするわけではなく、お互いにゲストに呼び合えるような協力関係を築いていけたらな、と思っています。

こうした繋がりができることに、自分自身とてもワクワクしているところです。 そんな番組が本当に多かったですね。

200団体を超える活動の記録

これまでのSBCast.やSBC.オープンマイクなどの活動を合わせると、これまでにお話を伺ったのは200団体を超えているのではないかと思います。

これだけの数があると、そこには非常にユニークなデータが蓄積されているわけです。 今の時代、AIを活用すれば、こうした過去の配信を俯瞰して見られるデータベースのようなものも、以前より作りやすくなっているのかなと感じます。

自分も「まちのえんがわキャスト」の0.5回を配信するにあたって、過去のメッセージをまとめたりしましたが、アイデア次第でもっと良い振り返りができるのではないかという気がしています。

共通するキーワードと「楽しさ」

色々な団体の話を聞いていると、地域や分野が違っても共通する部分が見えてくることがあります。 例えば、子育て支援の現場で語られる「街で育てていく」という想い。

また、ITコミュニティなどでは「楽しむこと」というメッセージが随所に散りばめられている一方で、他の分野では意外とその言葉を聞かないな、といった発見もありました。 こうした「人のふり」を見ることは、自分たちの活動指針を考える上でも、すごく役に立つのだろうなと思います。

これからの情報発信

ただ、どうしても一回の配信が30分から1時間を超えてしまうこともあり、全てを聞いてもらうのはなかなか大変なことですよね。 2倍速で聴いてもそれなりの覚悟がいるわけで・・・。

今後は、もっとダイジェスト的に内容を届けたり、まとめの配信を作ったりといった工夫も模索していければと考えています。 文章なのか、別の音声配信なのか、形はいろいろあると思いますが、より多くの方に届く方法を考えていきたいといった感じです。

今回のエピソードはこちらから聴くことができます。 listen.style